檸檬栽培日記

オタク/腐女子/セクマイ/精神障害者/田舎在住の人間が好き勝手語ります。

ファンの言葉で推しが変わってしまった話

いきなりですが、前回の一覧にはなかった話をしようと思います。 近々で問題視しているファンの方もいらっしゃるので。 さて、一般的に芸能人の推しは「ファンの言葉で推しを変えるなんてとんでもない」と思われがちではないでしょうか。 実際、私もそう思い…

更新再開します

気付けば、最後の記事を投稿してから4年が経ってしまいました。 この間何があったかをいくつか挙げますと、 ・別の推しが逮捕された ・精神科を転院して診断名が変わった ・推しと仲のいい役者さんが亡くなった ・コロナ禍で全く現場に行けなくなった といっ…

推しが逮捕された話

センセーショナルなタイトルを付けてしまったが、実際には「推し」よりも少し優先度の低い「準推し」くらいの存在である。 経緯や今思っていることなどを全部書き連ねるので、少々読みづらく長い文章になるかと思う。 先週、doaファンを中心とするBeingファ…

ド田舎の夏祭りで泡フェスって……

タイトル通りである。 私の地元はとてつもないド田舎だ。 そんなド田舎にも夏祭りがある。 昔は夏祭りを挟んで夏の間は毎週土曜日の夜、夜店が開かれ、商店街に屋台が並んでいた。 しばらく前に夜店は開かれなくなり、屋台が並ぶのは夏祭りの期間中のみとな…

「本籍地」のミステリー

みなさんは自分の「本籍地」をご存知だろうか。 「現住所」なら、免許証や保険証などにも記されているため、多くの人が把握しているだろう。 むしろ、把握していなければ色々と問題が起きる気がする。 では、「本籍地」はどうだろう。 そもそもどこに記され…

人は見た目が100パーセントだなあと思った話

そんなタイトルのドラマも放送されていますが。 ブルゾンちえみのイケてない女役や、綺麗どころの桐谷美玲&水川あさみのコミカルな演技も面白いので、ついつい見ておりますが。 しかし今回はドラマの話ではない。 先日、神田沙也加が俳優の村田充との結婚を…

私はキティラーである

私には男女の概念が欠落しているが、女性的な部分と男性的な部分を持ち合わせている。 中でも特に女性っぽいと感じる趣味嗜好のひとつが、ハローキティだ。 ご当地キティをはじめとするさまざまなキティグッズを買い集めており、マスコットやぬいぐるみだけ…

「Serendipity」はパクリなのか?

先日、倉木麻衣ちゃんの新譜を購入した。 Smile (初回限定盤) (2CD) アーティスト: 倉木麻衣 出版社/メーカー: ノーザンミュージック 発売日: 2017/02/15 メディア: CD この商品を含むブログを見る Smile (通常盤) アーティスト: 倉木麻衣 出版社/メーカー: …

非バンギャがバンギャル手帳を入手してみた

年が明けても今年の手帳を買っていなかった私だが、今年も例年通りのキャラクターものにしようかとネットで探していてふとその存在を思い出したのが、バンギャル手帳である。 バンギャル手帳とは、バンギャ(=ビジュアル系バンドのファン)がファン活動する…

私が双極性障害と診断されるまで4

この続きである。 lemonymint.hatenadiary.jp lemonymint.hatenadiary.jp lemonymint.hatenadiary.jp ※時系列に少しミスがあったので訂正しました。 前回の話の通り、私は母と暮らすことになった。 家事は全て母がしてくれ、私は寝て起きてご飯を食べて、時…

「同性愛を気持ち悪いと言う権利」とは?

先日、この記事をニコニコニュースにて見かけた。 www.bengo4.com ニコニコニュースのコメント欄というのは、どういうわけかLGBTや同性愛者に対する批判や偏見が多い。 いわゆる“淫夢”ネタで盛り上がる“淫夢厨”が集まる場なので、当然といえば当然かもしれな…

歌詞から見る男女の結婚観

今回比較したい2曲 女性側:「Dear Bride」(西野カナ) 歌詞はこちら。 www.uta-net.com 楽曲購入はこちら Dear Bride(通常盤) アーティスト: 西野カナ 出版社/メーカー: SME 発売日: 2016/10/26 メディア: CD この商品を含むブログを見る 男性側:「Dear F…

ナベシャツ購入を検討

胸の大きさは、女性としてのステータスという。 しかし男女の概念がない私にとって、大きな胸は邪魔以外の何物でもない。 先日、10年近く前に買ったもののお腹周りがふくよかになったためサイズが合わなくなった服を、ダイエットしたおかげで再び着られるよ…

腸活はじめました

私は肌荒れがひどい。 元々敏感肌であり、また乾燥しやすい体質でもある。 今年の夏頃、保湿のために化粧水や乳液を付けた際、真っ赤に腫れ上がったことがきっかけでさすがに危機感を抱いた。 皮膚科で肌荒れのための飲み薬、肌荒れの塗り薬、保湿剤、ワセリ…

高齢者運転事故と田舎の交通事情

ここ最近、高齢者による運転事故のニュースが連日TVやネットを賑わせている。 認知症の診断を毎年義務付けろとか、年齢によって免許返納を検討しろとか色々な意見が出ているが、田舎暮らしの老人にとってはそれは現実的ではないのではないだろうか。 私は実…

夢から覚めない夢

夢から覚めない夢を見たことがあるだろうか? もしくは、夢の中で夢を見たことがあるだろうか? 夢から目覚めた、と思ったらいまだに夢の中だったという経験はないだろうか? 夢占いでは、「夢を見る夢」というものは「非常に疲れている」もしくは「ストレス…

不都合なホルモン

私には性別の概念が欠落しているが、身体的には女性だ。 当たり前だが乳房があるし、毎月生理も来る。 しかし、私はいわゆる「巨乳」の部類である。 巨乳の悩みやデメリットに関しては、色々な人が嘆いているので私はあえて言及するのは避ける。 この辺りの…

1ヶ月半ぶりに職場に行った結果

心身の調子が悪くなってついに外に出られなくなった結果、私は9月の半ば辺りから職場に長期休暇をいただいていた。 最初は2週間程度のつもりだったのだが、体調が全く回復せず、ずるずると1ヶ月半も経ってしまった。 食欲が全くなく、この1ヶ月半で体重は5kg…

公式が「BL要素」と明言するマズさ

headlines.yahoo.co.jp 「原作はいろんな愛にあふれている。師弟愛、家族愛、男女の愛、そしてボーイズラブ。いろんなラブストーリーが詰まっているので、1年間、日本のみなさんに、西郷どんに惚れてもらって元気になってもらいたい」 再来年の大河に関する…

障害者雇用外で働く

menhera.jp 今回はこちらの記事を受けて、障害者雇用ではなく健常者と同じ条件で働いている精神障害者としての立場を書きたいと思う。 まず働き始めた時の私のスペックとしては、双極性障害、障害者手帳2級、障害年金受給、大学自主退学で最終学歴は高卒、29…

BLにおける受け攻めとジェンダー

私はヲタクで、腐女子でもある。 腐女子というのはBL、つまりボーイズラブと呼ばれる男性同士の恋愛を好む女性の総称だ。 ついでに言えばGL(ガールズラブ)と呼ばれる女性同士の恋愛も好きだし、NL(ノーマルラブ、ノンケラブ)と呼ばれる男女の恋愛も好き…

私が双極性障害と診断されるまで4

過去記事はこちら。 lemonymint.hatenadiary.jp lemonymint.hatenadiary.jp lemonymint.hatenadiary.jp 前回はうつと診断されてから4年経ち、大学を休学して母と同居することになったところまで書いた。 実は、母と同居するようになるまでには、一つの事件が…

「女子やめたい」って、何になりたいの?

女子力の高い男性が増えている。 というか、正しくは女子力の高い一面をピックアップされる機会が増えたということだろうか。 料理など家事が得意だったり、美容やファッションへの余念がなかったり、可愛いものに対して敏感だったり。 もしくは女装してみた…

初めて女の子に恋をした話

私は「女性」として生を受けた。 しかし、幼い頃から性別の壁がとてつもなく苦痛で、何とかそれをぶち壊したいと思っていた。 それなのに、私が入学したのは中高一貫の女子校だった。 地元では進学校として知られていたので、勉強ができれば女子校だろうが共…

私が双極性障害と診断されるまで3

今までの記事はこちら。 lemonymint.hatenadiary.jp lemonymint.hatenadiary.jp 前回は、ネット上での晒し行為により心が折れ、Y先生のカウンセリングを受け始めるところまで話した。 この時点で「うつ」と診断されてから約2年半が経っている。 4度目の冬が…

生きるための自傷行為とは

lemonymint.hatenadiary.jp この記事の中で、私が自傷行為をしていた頃のことを少し書いた。 今回はその頃の私の心理状態、自分を傷付けた理由、今になって思うことなどを書いてみたいと思う。 ※この記事には生々しい自傷行為に関する表現があります。精神的…

田舎の障害者支援施設

以前書いたこの記事と、少し関連する内容になる。 lemonymint.hatenadiary.jp 私は田舎に住んでいるため、障害者と交流する場というものが少ない。 各市などの保健課に相談すれば、障害者支援の施設を紹介してもらえる。 私の住んでいる市には、いくつかの障…

ファッションの幅を狭める人たち

時折、このような記事をネット上で見かける。 venustap.jp 「○○歳を過ぎたらミニスカはアウト!」、「アラサーなのにフリフリの服なんて!」、「オバサンのくせに露出が多いのは見苦しい!」……といった、年齢で女性のファッションを上から目線でぶった切るも…

私が双極性障害と診断されるまで2

lemonymint.hatenadiary.jp これの続きの話になる。 前回は、私が心療内科で「うつ」と診断され、カウンセリング中心の治療をしながら、改善の兆しが見えないままに一年が経とうとするところまで書いた。 そして私がある決意をした、というところで終わって…

私が双極性障害と診断されるまで1

双極性障害に限らず、精神疾患というものは判断が非常に難しい。 私の場合、初めて心療内科で「うつ」と診断されてから精神科で「双極性障害」と診断されるまで、実に5~6年もの時間がかかっている。 もっとも、私の主治医*1からは、「あなたは病気ではない…