檸檬栽培日記

オタク/腐女子/セクマイ/精神障害者/田舎在住の人間が好き勝手語ります。

「女子やめたい」って、何になりたいの?

女子力の高い男性が増えている。

というか、正しくは女子力の高い一面をピックアップされる機会が増えたということだろうか。

料理など家事が得意だったり、美容やファッションへの余念がなかったり、可愛いものに対して敏感だったり。

もしくは女装してみたり。

男性芸能人のそういう面が、TVやブログなどで披露されている。

 

それに対して、女性からのこんな意見をよく見る。

 

「女子として負けた」

 

「女子やめたい」

 

「女子として負ける」ってどういうことなんだろう?

間違いなく、生物学的にあなたは女性ですよ。

相手は生物学的に男性なんですよ。

圧倒的にあなたの方が女子なんです。

 

「女子やめたい」ってどういう意味なんだろう?

やめたい、と言って簡単にやめられるものなら、トランスやXの人たちはこんなに悩んだり苦しんだりしてないと思う。

それに、女子をやめて何になるつもりなのか。

まさか男性になろうというのか?

 

おそらく、そのような発言は軽い気持ちで発されていると思う。

けれど、普段から自分の性別に違和感を持っている私のような人間にとっては大きな違和感があり、神経を逆撫でしてしまう言葉なのだ。

 

そもそも「女子力」って何なの?