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檸檬栽培日記

ヲタクで腐女子でセクシャルマイノリティで双極性障害で田舎在住の人間が好き勝手語ります。doaというバンドが大好き。

doaを勧める30曲

プロフィールにも書いている通り、私はdoaというバンドが大好きである。

今回の記事は、そちらにパーセンテージを全振りして書きたいと思う。

 

さて、doaというバンドを知らない人も多いと思う。

詳しくはWikipediaなりを見ていただくとして簡単に説明すると、B'zのアレンジャーやサポートメンバーとして活躍していた徳永暁人をリーダーとし、現役のレーシングドライバーである異色のボーカリスト吉本大樹を迎え、更にZARDなど数々の90年代ビーイングアーティストの楽曲にコーラスとして参加していた大田紳一郎を加えた三人で結成され、2004年にメジャーデビューした。

一貫してCSN&YやEAGLESのようなウエストコースとサウンドを掲げ、三声のコーラスロックとアコギサウンドを武器とした楽曲を発表し続けている。

事務所はB'zや倉木麻衣を擁するビーイングなので、初期はアニメなどのタイアップも多かったが、何故か名探偵コナンの主題歌を担当したことはない。

2016年現在、地上波の番組で唯一三人揃って演奏を披露したのは音楽番組ではなく、スポーツ番組のすぽるとだけである。

 

現在はライヴ活動が中心なので、知る人ぞ知る、という存在に近い。

なので今回は、doaに興味を持ってもらうため、そして興味を持ったはいいが何から聴いていいか分からない人のため、そして単に好きな曲を紹介したい私のため、doaの楽曲を30曲紹介したいと思う。

ちなみに内訳は「代表曲:5曲」、「メンバー・ファンにとって特別な曲:5曲」、「私の好きな曲:20曲」である。

 

 

doaを勧める30曲

代表曲

1.「英雄」

まずはこの曲。

「♪男なら~」のフレーズが印象的なこの曲はウルトラマンネクサスの主題歌として使われ、特撮ファンを中心に人気になった。

動画サイトでこの曲を使ったMADも作られ、知名度が飛び抜けて高い曲である。

doaの楽曲の中では特にパンク色が強く、最もハードな曲のひとつと言っていいだろう。

ライヴでとにかく盛り上がる。

 

2.「青い果実」

同じくウルトラマンネクサスの主題歌となったこの曲。

ライヴを意識して作られたという割に、ライヴで披露される機会が少ないのだが、やはり非常に盛り上がる。

「届くはず」→「届かない」→「届かせる」と展開していく、力強い歌詞も聴きどころ。

 

3.「心のリズム飛び散るバタフライ」

「英雄」と並び、doaの代表曲として挙げる者が多い曲である。

有線のリクエストで長くOAされていたため、聞き覚えのある人も多いかもしれない。

徳永氏の甘く切ない低音ボーカルが響く、切ないラブソングだ。

好きな相手が心変わりしたのでは、と不安になる、多くの者に覚えのある感情を歌っている。

とにかく徳永氏の声の良さと、メロディの美しさが堪能できる一曲。

 

4.「はるかぜ」

「心の~」で注目された後に出たシングルで、doaのシングル曲としては最高の売り上げを誇る曲。

同じく徳永氏がメインボーカルの切ないスローバラード。

いなくなった大切な者を想う歌詞に出てくる「君」は恋人とも、逝ってしまった大切な人ともとれる。

ちなみにPVでは初めて徳永氏がピアノを弾きながら歌う姿を披露している。

 

5.「Siren

1stアルバム収録曲だが、代表曲、というか知名度の高い曲である。

何故なら、この曲の作詞はB'zの稲葉浩志氏が担当しており、ブルースハープの演奏もしている。

徳永氏のデモテープに試しに歌詞をつけたこの曲を稲葉氏が気に入り、徳永氏に歌ってほしいと勧めたという経緯があるので、リードボーカルは徳永氏である。

後の徳永氏リードのシングル曲よりキーの少し高いミディアムバラードなので、少し雰囲気が違うと思う。

恋人を失いそうな女々しい男の感情を歌った歌詞の世界観は、稲葉節炸裂という感じでさすがだ。

 

メンバー・ファンにとって特別な曲

6.「火ノ鳥のように」

メジャーデビューシングルである。

全てはこの曲から始まったと言っても過言ではない。

しかし、特にヒットしたわけでもないので、ライヴで毎回披露されるような特別待遇はなく、むしろ扱いはあっさりしている。

「ハミ出すのが夢でこの都会(まち)に来たのに」から始まる歌詞は、まさにデビュー当時の三人の姿に重なるのではないだろうか。

 

7.「FLY HIGH」

10周年を迎えて作られた、「火ノ鳥のように」のアンサーソングである。

「火ノ鳥のように」の「ボロボロの翼でもいつか高く舞い上がってやるさ」を受け、「ボロボロの翼でも舞い上がろうって誰かがいつか言ってたろ」というフレーズが出てくる。

10年前の気持ちを忘れず、もう一度飛ぼう、といつまでも夢に向かって挑戦し続ける彼らを象徴する曲だ。

 

8.「Amazing Days」

10周年を記念してリリースされたBESTアルバムに収録された、大切な人に「ありがとう」を伝える曲。

作詞担当は吉本氏で一応ラブソングの体をなしているが、どう聞いても徳永氏へのメッセージソングにしか聞こえないのは私だけではないだろう。

「今でもよく覚えてるよ 初めて会った日のインスピレーション」、「日々のステージから見える君の表情」、「夜中までかかっても拘りは捨てきれず」など、まさにそんな感じだ。

なお、この曲の対となる大田氏へのメッセージソングとなるのが、もしかしたら「YOU&I」なのかもしれない。

こちらも吉本氏の作詞で、ラブソングに落とし込んではあるものの、「会えない日が続いた頃なんてのは」*1のように、この12年間を思わせるフレーズが出てくる。

 

9.「君だけに気づいてほしい」

5枚目のシングルであり、doaとしては初めて大田氏が作詞したものである。

あからさまな記念日ソングではないものの、折に触れてここぞという時にライヴで演奏される曲である。

「君だけに」というのは恋人などではなく、「メンバーの二人だけに」と私は解釈する。

特に印象的なのが、ラストサビの前に出てくるこのフレーズだ。

「目を閉じれば浮かんでくる 僕らの始まった場所 そして必ず僕らが戻る場所」

この部分を歌いながら吉本氏は、「僕らが戻る場所」とよくステージ上を指差す。

また、活動の拠点である大阪出のライヴの時は時折、「僕らが戻る場所、大阪~!」と歌ったりもする。

ライヴ会場限定リリースということで作られたアコースティックアレンジされた曲を収録したシングルに選ばれたのも、前述の「FLY HIGH」とこの曲だった。

 

10.「We are one」

 2011年の東日本大震災を受け、自分たちに音楽でできることをとの思いで作られた曲。

みんな心は一つ、声を一つに合わせて歌おう、というメッセージが込められている。

東北でライヴを開催する時には必ずと言っていいほどセットリストに入り、熊本地震を受けて今年の初夏のツアーでも全会場で披露された。

メンバー、特にリーダーの徳永氏の思い入れが強い一曲。

 

私の好きな曲

基本的にリリース順に並べる。

 

11.「OHIO」

インディーズミニアルバムに収録された、CSN&Yのカバー曲。

三人の洪水のようなコーラスが心地いい。

生で聴くと圧巻の一言。

 

12.「新世界」

1stアルバムのラストを飾る短い曲。

実に46チャンネルものコーラスをダビングした、分厚い歌声が特徴的。

本当に新しい世界が見えてきそうな勢いのあるメロディに、「ときめいたら虹色に 溢れてたら夢色に 戸惑ったら泡色に」といった個性的なフレーズが印象的。

実は大阪の新世界をイメージした曲だそうで、何とも言えない雑然とした雰囲気にそれも納得だ。

 

13.「Sexyest Girl」

4thシングル「青い果実」C/Wの全英詩曲。

吉本氏は帰国子女で英語が堪能なので、シングルには毎回全英詩曲が1曲収録される。

シャッフルビートが心地いいご機嫌な曲で、サビの分厚いコーラスも心地いい。

英語が苦手でも歌詞の内容は漠然と分かると思うが、タイトル通りだいぶセクシーな内容になっている。

 

14.「キャンドル」

6thシングル表題曲。

秋から冬の並木道を舞台とした、都会のラブバラード。

大田氏の優しい世界観の歌詞とあたたかみのある吉本氏のボーカルが絶妙で、ノスタルジックながらハッピーだ。

個人的にウェディングソングとして推したいdoaの曲No.1で、ぜひキャンドルサービスの際に使ってほしい。

 

15.「I wanna know your soul」

2ndアルバム収録の3拍子のスローバラード。

初期の名曲のひとつ。

大田氏が沖縄のひめゆりの塔を訪れた際に感じたことを歌詞にしており、美しくも切ない曲となっている。

情感たっぷりに、けれど熱唱しすぎずに歌う吉本氏の歌声の温度感も絶妙。

大田氏の思い入れが強く、ソロライヴではよくセットリスト入りしている。

 

16.「PIECE OF NOTHING」

7thシングル「ゼロの気持ち」のC/W曲で、全英詩のロックナンバー。

doaには珍しいくらいハードなサウンドで、歌詞も貧困や紛争などをテーマに世界平和へのメッセージが込められたものになっている。

「PIECE OF NOTHING」=「何ものの一部でもない」、つまり国境や人種などの垣根なんかないんだと訴える歌詞は、世界各国をレーサーとして転戦している吉本氏らしい。

 

17.「One Love」

8thシングル「心のリズム飛び散るバタフライ」C/Wのラブバラード。

キャンドル同様大田氏作詞のハッピーな歌詞になっているが、こちらは恋人への深い愛を伝えるもので、ウェディングソングというよりはプロポーズのイメージ。

私の中では究極のラブソングだと思っている。

「意地張って 強がって つまづいて転んで バカやって 飲んで騒いで 君をひとりにさせて どうしようもない こんな男に微笑みをくれる」という飾らない等身大の人物像に、たまらなくときめく。

 

18. 「終わらないYESTERDAY」

4thアルバム収録の、大田氏がメインボーカルを務めるミディアムバラード。

それまでの大田氏の歌詞といえばハッピーなラブソングか失恋ソング、もしくはポジティブな応援ソングが多かったのだが、doaでは初めてといっていいネガティブな感情を曝け出した哀愁ソングとなっている。

吉本氏、徳永氏が基本的にポジティブな人間なので、doaの曲としてはとても新鮮だった。

高いキーで歌うことの多い大田氏が比較的低めの音域で歌っているのも、哀愁と艶を感じさせられてとてもいい。

 

19.「旅立ちの歌」

13thシングルのスローバラード。

大田氏が作詞、徳永氏がリードボーカルという初の組み合わせ。*2

ビートルズの「Let it Be」を思わせるピアノが印象的なサウンドに、切ない歌声が響く。

誰しもの人生に訪れる「旅立ち」と重ね合わせて聴きたい一曲。

 

20.「FREE WAY」

「旅立ちの歌」C/Wの爽やかなナンバー。

西海岸の風が感じられそうな爽快感と、青い空や大きな大地を連想する開放感が心地いい。

そんな中、「すべてが嫌になったなら僕は何処に帰ればいい?」といった核心を突くようなフレーズにはっとさせられる。

なお、6thアルバムの最後を飾る曲でもあり、新しい世界に進みたくなるような前向きさが締めくくりにぴったりで、ライヴの最後に歌われることもある。

 

 21.「THIS LIFE」

6thアルバムの表題曲で、doaには珍しい分厚いバンドサウンドの壮大なバラードナンバー。

日常の何気ない出来事から感じる人生の喜びや生きる意味を歌うテーマの大きな歌詞が、心にずしりと響く。

後奏のコーラスが印象的で、ライヴでは自然と会場全体が大合唱になる。

東日本大震災後のライヴで演奏されるなどしたせいもありファンからの人気が高く、FCイベントの楽曲リクエストでは2度連続で1位を獲得している。

 

22.「どしゃぶりPaperDriver」

6thアルバム収録の軽快なナンバー。

本来は3rdアルバム収録予定だったが延期され、それに伴い歌詞やアレンジも若干変更されている。

テンポのよいメロディにラップのように畳みかける歌詞が心地よく、時事ネタなども含まれていてニヤリとする部分も。

ライヴで雨の日の公演だと演奏されるなどの演出があったこともある。*3

 

23.「Now and Forever」

15thシングル。

ここからの3曲は同じシングルに収録されたものなので、3曲セットで紹介したい。

まず表題曲である。

失恋ソングではあるが、相手の幸せを願う前向きな内容になっている。

切なく優しいスローバラードに、あたたかくも力強い吉本氏のボーカルが印象的。

 

24.「I would be honest」

どこかノスタルジーを感じさせるマンドリンのサウンドから始まる、切ない失恋バラード。

全英詩ではあるが、別れた相手に対し素直になって「行かないでほしい」と伝えたいという、男の女々しさ、弱さが描かれている。

「Now and Forever」が建前だとしたら、こちらが本音、ということらしい。

 

25.「Maybe Tomorrow」

アコギサウンドが切ないミディアムバラードで、またしても失恋ソング。

愛した者を失ったことが受け入れられず未練を引きずり、明日こそ変われるだろう、明日はいい日になるだろう、と願うこれまた女々しい男の姿が描かれている。

「I would be honest」は一旦現実を受け入れた上で後悔しているので、こちらは振られた直後だろう。

3曲通して全体的に大人っぽさを感じるサウンドになっており、地味ながら聴けば聴くほど心に染みる一枚になっている。

 

26.「RIDE ON」

7thアルバムの表題曲で、軽快なロックナンバー。

作詞の徳永氏によくある前向きな片想いが描かれており、恋をするパワーというかエネルギーの大きさを感じさせる。

爽快なサウンドは一日の始まりにぴったりで、朝出かける時に聴くとテンションが上がる。

 

27.「Like an Angel」

同じく7thアルバム収録の、冬をテーマにした切ないミディアムバラード。

これまた徳永氏の作詞作品によくあるダークサイドというか、失恋した相手への届かぬ思いを切々と歌うナンバーだ。

しんしんと降りしきる雪景色が目に浮かぶような冬っぽいサウンドと、哀愁のある徳永氏の歌声がたまらなく物悲しい気分にさせる。

 

28.「GIMME FIVE」

8thアルバムの1曲目を飾るテンポがよく明るい曲。

軽快なサウンドは「RIDE ON」に近い。

辛くても元気出せよ、と背中を押されるような曲で、これまたテンションを上げたり元気を出したりしたい時に聴きたい曲だ。

 

29.「テキサスホールデム

8thアルバム収録の、勢いのあるロックナンバー。

徳永氏作詞の人生をポーカーに例えた歌詞が独特で、メロディに対する言葉のはめ方が秀逸。

特に「アタマとカラダがフルハウス 懸念事項フラッシュ 気持ちだけいつもベット できないコール ロイヤルストレートフラッシュなんていらないよ」という部分は言葉のテンポもさることながら、英語が堪能な吉本氏ならではのリズム感が心地いい。

とにかくかっこいい。

アコースティックツアーでピアノアレンジされたバージョンもジャジーで非常に渋く格好良かった。

 

30.「君はMILLIONDOLLARS」

最新の10thアルバムの1曲目に収録されている、疾走感のあるロックナンバー。

夢を見ること、可能性、挑戦、といったことが描かれた歌詞だが、中でも「諦めるくらいなら夢なんか追うな」というフレーズが非常に強烈。

また、作詞は大田氏であるがリードボーカルは吉本氏で、現役のレーシングドライバーである彼が「レーサーは勝負してる」と歌うのがなんだか不思議な気分だ。

ライヴの幕開けにぴったりの一曲。

 

 

 

以上、30曲を選んでみた。

もちろん他にもいい曲はたくさんあるが、doaの全レパートリーは150曲を超えるのでこれで勘弁してほしい。

 

この記事で少しでもdoaに興味を持つ者がいるなら幸いです。

*1:カーレース参戦のため、ヨーロッパを拠点にしていた時期があった

*2:曲中で部分的にメインボーカルを取るものは除く

*3:晴れの日だと「ハレ」という曲