性別の概念がないということ

私がセクシャルマイノリティであることに気付いたのは、20歳前後のことだったと思う。 高校生の頃から同性の同級生にときめいたり執着したり、まさに「恋」のような感情を抱いていたが、女子校だったこともあり、思春期にありがちな一時的なものだと思っていた。 そして、私が自分自身が「女性」であること自体を疑い始め…